全自動ビジュアルディスペンス機

（1） 機器の設置

1. 全自動ネジ緩み止め機を、安定した乾燥した換気の良い作業台に置き、装置の設置位置がしっかりしており、振動による緩み止め精度に影響を与えないようにします。

2. デバイスの電源を接続し、デバイスの定格電圧と電力要件に従って適切な電源ソケットを選択し、感電事故を防ぐために適切な接地を確保してください。

3. ネジ供給システムを取り付け、ネジの仕様と種類に応じて対応する振動ディスク、送りトラック、その他のアクセサリを選択し、ネジがロック機構にスムーズに移動できるように正しく取り付けてデバッグします。

（2） パラメータの設定

装置を起動した後、操作インターフェイスに入り、製品に応じてネジの仕様、ロックトルク要件、ロック位置などのパラメータを設定します。たとえば、ネジの長さ、直径、ピッチなどのサイズパラメータや、ロックトルクの大きさや回転方向を設定します。

2.実際の生産ニーズに応じて、装置の動作速度、作業モードなどのパラメータ (単一ロック、連続ロックなど。)、ネジ送り量などを設定・保存できます。

（3） 製品のポジショニング

1. ネジロックが必要な製品を装置の作業台上に置き、ロック中に製品がずれたり揺れたりしないように、治具や位置決め金型を使用して正確に位置決めしてください。たとえば、小型電子製品の場合、カスタマイズされた治具を使用してマザーボードを作業台に固定し、ネジ穴とロック機構の間の位置合わせ精度を確保できます。

2. 製品の形状とサイズに応じて、治具または位置決め金型の位置とクランプ力を調整し、さまざまな製品の位置決め要件を満たします。

（4） 走り始める

装置の設置、パラメータ設定、製品の配置が完了したら、操作インターフェースの「開始」ボタンをクリックすると、装置が自動的に動作を開始します。この時点で、ネジ供給システムはネジをロック機構に順次送り、事前に設定されたプログラムとパラメータに従ってネジを製品に正確にロックします。

装置の運転中、オペレータは装置の動作状況を注意深く監視し、ネジの詰まり、装置の過度の振動、ロック品質の異常などの異常な状況が発生していないかどうかを観察する必要があります。異常が発見された場合は、「緊急事態」が発生します。直ちに「停止」ボタンをクリックして装置の動作を停止し、対応する措置を講じてください。

（5） 保守・メンテナンス

1. 装置の表面および内部を定期的に清掃して、ほこりや破片を取り除き、清潔さと衛生を維持し、粉塵が装置の内部に侵入して性能に影響を与えるのを防ぎます。たとえば、毎週、きれいな布を使用して機器のケーシングと作業台を拭き、毎月、圧縮空気を使用して機器の内部を吹き飛ばします。

2. ネジ供給システムの供給トラック、吸引ノズル、その他のコンポーネントに摩耗、変形、詰まりがないか定期的に検査してください。問題がある場合は、適時に交換または清掃する必要があります。例えば、10,000個の製品を生産した後、真空発生器にゴミが付着していないか、吸着ノズルが変形していないか、フィーダ軌道にネジが溜まっていないかなどを確認します。

3. バッチヘッド、電気バッチ、トルクセンサー、およびロック機構のその他のコンポーネントの摩耗を定期的に検査し、ロックの精度と品質を確保するために、ひどく摩耗したコンポーネントを適時に交換します。たとえば、500 時間の作業ごとに、バッチ ヘッドの摩耗レベルをチェックします。摩耗が一定の限界を超えた場合は、適時に交換する必要があります。

4. 装置の円滑な動作を確保するために、ベルト、チェーン、ギアなどの装置の伝動コンポーネントに適量の潤滑油またはグリースを定期的に注油し、メンテナンスしてください。たとえば、ベルトとチェーンには 3 か月ごとに、ギアには 6 か月ごとに注油します。

5. 電源コード、プラグ、コントローラー、センサー、その他のコンポーネントを含む機器の電気システムに緩み、損傷、ショートがないか定期的にチェックしてください。問題がある場合は、適時に修理または交換する必要があります。たとえば、電気系統の接続状況を月に1回チェックし、コントローラの機能テストを半年に1回実施します。